3のニ乗は600族

サザンドラと色々やってる人の日記みたいな何か

今更感が拭えない自己紹介


サムネ用

 ども、あるふそーるです。今更感はありますが自己紹介記事を書きました。Twitterでこいつフォローしていいのかな?って思っている人の参考になれば幸いです。

 あくまで自己紹介なので客観的なものではありませんが「これを読めば @alphsoru635 が普段どんなツイートをしているのかわかる」を目標にして書いたのでよければ見ていってください。

まず初めに


著者近影(大嘘)

 都内で一人暮らしやってるぽたくです。インターネットでは「あるふそーる」って名前で活動してます。
 多分世間一般からするとオタクに入るが、オタク全体で見ると全然オタクとは言えない、くらいのオタクでしょうか…?
 HNの由来はポケモンXYの頃からお世話になってる色サザンドラにつけたニックネームです。

よく話題に出すもの

ポケモン


 本編はほぼ全部プレイ済みで、一番思い入れが深いのはBW2です。BWもそうですが、異なる考えへの理解を意識した”白黒”つけない結論に持っていくのが凄く好きです。あとはSVも終盤のストーリーが強すぎてBW2に負けず劣らず好きですね。

 察しがついていると思いますが、一番好きなポケモンサザンドラです。闇属性の三つ首ドラゴン、かつ実質BW/BW2のラスボスという厨二を詰め込んだかのようなキャラが永世厨二少年のあるふそーるにぶっ刺さりましたね。12年以上お世話になってるポケモンだけあって、エリアゼロでテツノコウベを初めて見た時の感動と言ったら…

 ちなみに対戦戦績は七世代シングル最高最終2071、ウルトラファイナル最終13位、八世代竜王戦予選最終36位とかそんな感じです。第九世代…?知らなーい(ハナホジ)(一応シーズン1はレート2000超えてはいた)

ウマ娘

 リリースされて数か月の間はやりません!!!(鋼の意思)してたんですけどアニメ一期が滅茶苦茶面白かったのでサイゲに屈しました。

好きなウマ娘は…ゼンノロブロイマンハッタンカフェの二強ってとこでしょうか?勝負服かっこいいよね。

 リアル競馬の方も軽くではありますが観ています。といっても馬券は現地に行ったとき応援馬券ちょっと買う程度ですが。


五人選ぶならこうなる。配置は身長意識

お出かけ/一人旅

 休みの日はよく一人で適当にぶらぶらしてます。大体公園や街を歩き回るか本屋で面白そうなもの探すか喫茶店で本読むかのどれかです。神保町と秋葉原は俺の庭…ってほど詳しくはないですけどお気に入りの場所です。

 長期休みだと青春18きっぷ使って遠くへ行ったりしますね。長い人生、たまには目的もなく適当に歩くのが大切なんじゃないかと若い(諸説)ながらに思うわけです。

読書

 ”ラノベっぽい一般小説”をよく読むようなそうでもないような気がします。というか表紙買いすることが多い。ラノベも単発物はたまに読みますね。あとは…うーん、未来SF?青春小説?ミステリー?自分でも何をよく読むかよく分かんないです。

 一番好きな小説は森見登美彦の「四畳半神話大系」です。癖は強いけど大学生、あるいは大学生経験者なら是非読んでほしい作品ですね。単純にバカバカしい大学生のコメディとして面白いですし、そんな中でちょっとした教訓じみた要素があるのも良い。短編とは思えないほどの読後感に衝撃を受けた伴名練の「美亜羽へ贈る拳銃」もとても印象に残ってます。

 お出かけの欄にも書きましたが、休日に喫茶店や公園でゆっくりと読むことが多いです。集中できる場所となるとやっぱりこの辺りになってくるんですよね。


ちょっと前面白そうなので作ってみたやつ。思い出の一冊だったりシンプルにこれは面白い!と思った一冊だったり。

たまに話題に出すもの

東方

 98%くらい原曲及び音MADの鑑賞、残りが原作プレイ、イラスト漁るその他色々ってところでしょうか。二次創作も一部除きほぼ無知、原作設定も基本的な部分を8割くらい抑えてる程度なので、東方好きではあるが東方オタクではない、くらいが正しいかと。

MAD動画

 小2~3くらいの頃にYoutubeで偶然見かけたドナルド・マクドナルドの音MADを切欠に、松岡修造やムスカ大佐、キーボードクラッシャーなど色々なMAD動画を見続けて今に至ります。

 MAD動画以外だとポケモンゲーム音楽のアレンジ、あとは普通に牧場でのんびりしてる馬の動画見てる…と、言いたいところですが、そもそも最近動画自体あまり見なくなってるような。
 

ゲーム

 ここまで名前が挙がっていないやつだと逆転裁判星のカービィファイナルファンタジーあたりが好きです。どれもシリーズ全部プレイしてるわけではないですが。

 BotWとかゼノブレイド2とかswitchのマリオとか、やってみたいゲームいろいろ溜まってるんですけど時間と体力が足りないんですよね…

アニメ

 一日一話なにか観るのを日課にしてます。

 今まで見た中だと森見作品に触れるきっかけとなった「四畳半神話大系」、アニメロスを初めて味わった「恋愛フロップス」の二本が特に印象に残っています。どっちも尖ってるので安易に人に勧めたりはできませんが(特に後者)

 たまーに雑に見てるアニメの実況ツイしたりしてます。感想のアウトプットってやってる中で新しい発見あったりするんですよね。

自炊

 凝ったものは気が向いたときにしかつくりませんが、”如何にしてコストと手間を省きつつうまい料理を作るか”を常に重視してます。まぁレトルトパスタや雑な鍋で済ませることも多いですが…。

お気に入りは耐熱ボウルに鯖缶とカレーのルゥ、刻んだニンジンと玉ねぎとバターを雑に突っ込んでラップしてレンジでチンすると出来上がる無水鯖缶カレーです。鯖缶とかいうアイテム便利過ぎる。

その他

Twitterは「世界中の誰かと繋がれるツール」と言うよりは「誰もが見れる個人的な日記」という認識で使っています。

・リプやDMよりもいいねと空リプ中心のふわっとしたやり取りの方が好きです。

・百合(例外あり?)と版権キャラの擬人化が苦手です。

・感想は良くも悪くも素直につぶやくタイプのアカウントです。本当に良くも悪くも。Twitterで「@alphsoru635 推しの子」辺りで検索するとわかりやすいかと。

最後に

 自己紹介とか何書けばいいのか分からないで冗長な部分も多かったと思いますが、ここまで読んでくださりありがとうございました。自己紹介って案外難しいですね。

 そうそう、一度きりの人生色々やってみたいなって思ってるので、ジャンルに囚われず”面白そうなこと”を楽しんで、それを呟いてるフォロワーさんいっぱい欲しいな~って思ってます。この映画面白かった~とか、この料理簡単かつ美味しいからオススメ!!とか、そんな軽~いノリのやつです。僕の情報源はタイムラインのついったらーたちなのです。

 なんかゴチャゴチャ色々書きましたが、気軽にフォローしてもらえればうれしいです。

おわり

いま読んでる漫画メモ(24/4/14更新)

メモ書きみたいなものです。
ジャンプラとか入れるとキリがないので単行本買ってるやつだけ

ウマ娘 シンデレラグレイ


説明いる?
ウマ娘知らなくても単純にスポーツ漫画として面白いことで有名なやつ。というか割とキャラ違う。イナリワンに至ってはなんかムキムキになってる。
ウマ娘が主役なように見せかけて、それを取り巻く人間のドラマも面白い。
オグリキャップの経歴を踏まえると多分完結までそんなに遠くないと思う。乗り遅れるなこのビックウェーブに。

無能なナナ


結構前にアニメ化したやつ。パッと見ありがちな能力モノに見せかけて非能力者が能力者コロコロしていく作品…だったけど風向きが変わった。進撃で言えば壁内編だったのがマーレ編になったみたいな感じ。
ポップな見た目からバンバン人が死ぬサスペンスというのが良い。割とそのトリックはきついだろって箇所もあったけど。
これもあとは風呂敷畳む段階に入ってる気がする。

靴のむくまま


モーニングの刺客その1。靴作りにちょっと詳しくなれる作品。読むと靴に限らず身の回りのものにちょっと拘りたくなる。ちょっと拘ったもの身につけて出かけるの楽しいよね。マフラーとか。
こういう話で魅せつつもちょっと何かに詳しくなれる作品をもっと知りたい。何なら同じ作者の「珈琲をしづかに」もかなり気になってる(こちらは完結済)

君のためのカーテンコール


顔が良すぎる(直球)
こういう「目力が強い」、「自分の哲学で生きている」、「人生滅茶苦茶楽しんでそう」…ってキャラクターがドンピシャで思わず買ってしまった漫画。ウマ娘分かる人向けにいうと中身大体テイエムオペラオー
まだまだ序盤だけど「何でも演じられる人間」と「周囲から笑われてる人間」という2つの材料を使った話は中々痺れた。こっから先どういう展開を見せてくれるのかに期待したいところ。
一応百合っぽいところはあるけど個人的(※あるふそーるは百合が苦手寄り)には許容範囲。というか恋愛関係に持っていきたくないから主人公を女二人にした、という風にも見える。

シブヤニアファミリー


絶望先生の久米田先生の作品。一話10ページ未満なのに読んでてものすごく体力を消費する。漫画ってここまで情報詰め込めるものなんだ…
キレッキレのギャグやパロディ(「ヌマ娘」でクソ笑ったの俺だけじゃないはず)が面白い作品だけど絶望先生かくしごとのようなどんでん返しも期待してたり。

街道あるくんです


モーニングの刺客その2。事故物件住みのサラリーマンが江戸時代の幽霊、東海道オタクと一緒に東海道を旅する漫画。この”東海道オタク”こと矢島のはしゃぎっぷりが見ていて楽しい。多分CV中村悠一だと思う(適当)
「靴のむくまま」と同じくちょっとなにかに詳しくなれる系の作品。東京在住なのもあって純粋にへぇ〜って思いながら読んでた。銀座って元々銀貨作ってたからこういう名前になったんだね。
最後には少し不穏な展開を予期させるような描写も有り、そういう物語方面でも期待したい作品。

竜医のルカ


モーニングの刺客その3。医療とファンタジーが組み合わさった作品。
雰囲気はかなりファンタジー寄りな一方で、麻酔以外の医療器具や竜の身体といった設定面は出来るだけファンタジーに頼ってないのが好印象。
感情ベースに動くルカと理屈ベースで動くイェシカの対比が活かされた2巻の話が特に好き。人命優先の原則(=治療対象の優先度が低い)を前提とした命の選択はこのテーマだからこそ出来る話だと思う。

メダリスト


モーニング…ではなくアフタヌーン。アニメ化決定してるしでっかい賞もとってるからこれも説明不要かな?
何より表情の描き方がバツグンに巧い漫画。氷上だけに。元々自分が興味持ったきっかけが一巻の二人の”眼”で、その直感を信じたのは間違いなく正解だったと思う。
実は最新刊辺りまだ読めてないので読み終わったらもうちょっと追記したい。


随時更新予定

【雑記】今年履修して面白かった作品まとめ(令和5年)


サムネ用

今年も終わりますね!!!!!!!!!!!!!
というわけで総まとめ的なやつです。オタク記事です。

並びは適当

面白かった作品

タイタン


仕事とAIをテーマにした実にタイムリーな作品。ただし仕事を奪われかけている、ではなく完全に奪われきった後の世界での話。
個人的にはまずAI社会を「当たり前」としてポジティブに描いてるのが嬉しかった。昨今の急激な発展を恐れるあまりその良さも潰しかねない情勢を見ていると…ってこれはここで語る話じゃないか。
働くAIがうつ病になってしまい(!?)、その原因を探る為に「仕事」とは何かを改めて確かめていく本作。誰もがふわっとした認識で捉えている概念と、理屈で詰めていく”野﨑まどらしさ”の相性の良さをとことん味わえる一冊だと思う。
実はおねショタものだったりする。

新世界より


オタクなら一度は聞いたことがあるであろう超名作SF。分厚い文庫本3冊分の長編だけど驚くほどするするっと読めてしまったのが印象的。
ハッキリ言って上巻前半は致命的につまらない。特に球遊び大会編でも上巻後半からの怒涛の種明かしと待ち受ける運命は、それまでの溜めを余裕でペイ出来る面白さ。SFの顔してるけど”どうしようにもない問題”へどう立ち向かうかという視点では現代社会にも通じるものがある。長さに怯んで読まないのは絶対に勿体ない。
アニメ版もあるけど中盤までの説明不足が目立つので個人的には原作を推奨。ただし公式が解説動画をアップしてるのでそれを見ながらならアリかも?

夏への扉


ここで紹介する必要性すら疑問に思うレベルの超名作SF。それを言い出すと「新世界より」もそうではある。
時間モノのSFだからこその伏線回収はもちろん、数十年前のSFだからこその現代コンテンツにはない世界観も読んでて楽しい。ただ個人的には何より現代のオタクコンテンツとして出しても遜色ないストーリー展開が刺さった。それ往年の名作小説がやってくるの!?って感じの衝撃。
一昔前の翻訳ものなのでちょっと癖はあるし、中盤までの工学SF要素は少し退屈だったけど、それはそれとして読んでよかったと強く感じた一冊。

君といたい、朽ち果てるまで


特級呪物。
中高生辺りをターゲットにしたであろうこういうタイトルと表紙の小説は本屋でもよく見かけるが、それらと同じような感覚で手に取ると心に致命傷を負うことになる。というか中高生が手に取りかねないこのパッケージでGO出した人間かなり性格悪いと思う。まぁボーイミーツガールなのは間違いないのだが…
”面白かった”という以上に”印象に残った”といった方が正しいかもしれない。胸糞悪さ、そして読み終わったときの虚無感は今まで履修してきた作品の中でもダントツのトップ。メイドインアビスを楽しめるレベルの胸糞・グロ耐性を持っているのであれば是非読んでみて欲しい一冊。

ベイビー、グッドモーニング


フォロワーからおすすめされた作品。そういう贔屓とか抜きにめちゃめちゃ良かった一冊。
心温まるとか言われてる作品にありがちな押し付けがましさ・下品さが無く、スッと飲み込めたのが何より印象的だった。
正直良かったのは間違いないのだけど、語れと言われると少し難しさを感じたりもする。語ることに無粋さを感じるってのもある。
同じ作者のサクラダリセットも面白かったし河野裕今後追いかけるかもしれない。SF系以外でひとつ作品を選ぶなら間違いなくこれ。

有頂天家族


や、原作は数年前に読んでるけどアニメ版見たのは今年なので…
日常ありシリアスありラブコメあり家族愛あり派閥争いありのごった煮作品。それでいて森見登美彦特有の変なノリもあるめちゃ楽しい作品。これもうわかんねぇな、おもしろきことはよきことなり。
森見作品らしくやたらと京都の解像度が高いので、ハマったなら京都へ聖地巡礼しにいくことを強く推奨する。

ふらいんぐうぃっち


日常系の刺さり悪いあるふそーる氏が珍しく超面白いと感じた日常系。まぁぼざろもそこそこおもし…ってあれは日常系とはちょっと違うか。
舞台に明確なモチーフがありつつもちょっと不思議な世界観という辺りは有頂天家族に通じるものがある。
単純に出来が良いのはもちろん、女の子かわいいけど萌えアニメかと言われるとちょっと違う程度の落ち着いた雰囲気がとても好き。

OMORI


「君といたい〜」程ではないけどこっちも中々のパッケージ詐欺。ぼくこういう優しい世界に見せかけて中身ハードなやつだいすき!!!!!!!!!!!
3すくみの感情(状態異常とタイプを足して2で割ったようなもの)を使ったバトルシステムはシンプルながら結構楽しいし、BGMも良い。パッケージ詐欺とは言ったが、パッと見の世界観やMOTHERのようなちょっとヘンテコなRPGが好きならプレイして損はないはず。

逆転世界ノ電池少女


オタクにとってアニメ・アイドル・ゲームetcとは何なのか?という問いを軸に進んでくロボットアニメ。Twitter(現X)で「電池少女→恋フロ→16bitってオタクカルチャー再解釈アニメの流れが〜」的なツイートを見かけたのをきっかけに視聴。
状況自体はシリアスだけどオタクカルチャー扱ってるだけにノリはかなり軽めで、ほぼイッキ見に近い感じで観終えてしまった。二期ありそうで無いのが少し残念だけど話は綺麗に纏まってるし、オタクの悪いノリとか大好物なのでかなり満足度高めだった作品。

Vivy -Fluorite Eye’s Song-


フォロワーからおすすめされた作品。SFのオリアニとかいう存在知ってたら絶対見てたタイプのアニメだったので助かった。持つべきものは友だな!!!!!!
AIに与えられた使命とかそういうテーマめちゃめちゃに好きなので無事刺さった。メタルフロート編の話が一番すき。
終わり方が若干賛否分かれそうだな〜と思いつつも、個人的には割と納得できた感じ。欲を言えばもうちょっとハッキリした終わり方してくれれば完璧だった。

16bitセンセーション Another Layer


美少女ゲームの歴史や制作現場を題材とした”美少女ゲームシナリオ風”アニメ。原作があくまで美少女ゲームの歴史や制作現場を「語る」ことに注力してるらしいことを考えると、かなりの魔改造が入ってるしその弊害も少し感じたりする。主に山田冬夜(左上)の扱いとか。
終盤ちょっと不安になったけど無事畳んでくれて安心した。多少の粗はあったけど、美少女オタク少女とPC98オタク少年によるボーイミーツガールとして綺麗に一貫してると思う。
同じ秋の(実質)オリジナルアニメ、美少女ゲームに通じるシナリオ、途中からのSFなど類似点が多かったのもあって、今年一年続いた「恋愛フロップスロス」を一番埋めてくれたのはこの作品だったかもしれない。

惜しかった作品

ポケモンSV ゼロの秘宝


いちごがレプリカだったショートケーキ。これマジ?オーガポン周りの掘り下げに対してテラパゴスのそれが貧弱過ぎるだろ…
ゼイユお姉ちゃんすき。

【推しの子】


一話”は”めっちゃ面白かった。
でも二話以降サスペンス放ったらかして変にラブコメし始めたのが好きじゃない。やりたいことがハッキリしてない作品への評価がキツくなりがち。

これからに期待したい作品

少女Null


雰囲気好きで何となく読み始めた作品。
単行本買った程度には頑張って欲しいと思ってる。

スパイダーマン オクトパスガール


フォロワーに勧められたやつ。MARVEL全く知らなくても楽しめる。
ドクターオクトパスすき。

最後に


これの影を追い続けた一年だった

改めて振り返るとSF率たっけぇなぁと(15作品中7作品)
最近アニメと漫画見る習慣ついたのでこの調子で来年も色々履修したいですね。

おわり

【雑記】「自分を構成するもの」を考えてみる


サムネ用

隙があったので自分語り。

「今の自分に影響を及ぼしているか」を基準に、もっと言えば「人生のターニングポイント」と言えるようなものを選出。並びは時系列順。

まだ純粋だった頃編

ドナルド・マクドナルド

こいつとの出会いが後に東方やわるいインターネット文化全般との出会いに繋がってくる。ある意味これとポケモンが全ての元凶。

小2〜小3くらいの頃が(自分の中での)全盛期だったけど、今でも一年に何回かはドナルドMADを漁る時期がある。令和になっても100万再生突破する動画出てきてるし、ランランルーは未だにちくちく言葉として残ってるらしいしなんなんだよこのピエロ。まだ息あるよ(笑)

U.N.オーエンは彼女なのか?

東方紅魔郷は積んでるかつ蓬莱人形版もよく聴くので曲単体。先述のドナルドをきっかけに知った曲であり、ゲーム音楽ばっかり聴く人間になってしまった元凶だと思ってる。

アル中がしゃどくろの曲だと偶像やパンデモニックプラネットの方が好きだけど、一番お世話になったのは間違いなくこの曲。何だかんだで12年以上聴いてるってすごい。

原曲を聴いて惚れた人間なので某最終鬼畜を原曲だと勘違いしたことはない。なんであれあんなに流行ったの?

ポケットモンスターブラック2/ホワイト2

ポケモンはDPだけど自分をポケモンオタクにしたのはこっち。BWのストーリーを活かしつつ丸く収めたストーリーや充実したやりこみ要素、そして細かい演出への力の入り方に当時のあるふそーる少年はガッチリ心を掴まれた。

3値や最低限の乱数調整をちゃんと理解したのもこの頃。6Vメタモン量産して友達に配ってたりしてた。

発売直後に蝶舞サザンドラのガセネタに踊らされたって話、通じるオタクどれくらいいるのかな…

インターネットで義務教育を終えた男編

星のカービィ ロボボプラネット

初めて発売日に買ってプレイしたカービィ。ラスボスの正体で「えっ!?!?!?!?!wwwwwww」ってなったし真かちぬきボスバトルは何百周もした。たぶん。

今にして思えばロボットの感情だとかそういうテーマが好きなのはこの頃からそうだったなって思う。「回歴する追憶の数え唄」を筆頭にラスボス周りの曲は耳が溶ける程聴いた。

Twitter(現X)

言うまでもなく。人間関係に求めているものの8割がこのツールで満たせてしまった関係上、この頃の友達とは表面的な付き合いしかできなかったように思う。何なら休日に遊んだの1回きりだったし。

会話ではなく「いいね」という手軽な形でコミュニケーションを取れるのが超内向的な自分にあっていたと思う。逆にリプライを能動的に送ること殆どないんですよね。月に1〜2回あるかないか程度。

Twitter始めなければ得られたであろうものも大きいだろうけど、Twitterやってたからこその出会いも多かったし後悔はしていない。

君の膵臓を食べたい

初めて読んだ長編小説…ではないが、小説を日常的に読むようになった切っ掛けとなった作品。学校サボって映画見に行ったのは良い思い出。

これは本質情報なのですが、恋愛小説のように見えて実は恋愛小説ではない。

四畳半神話大系

ちょっとした偶然で名前を知り、偶然図書館に置いてあったのを手に取った結果めちゃめちゃ面白かった作品。森見登美彦の癖の強さをダイレクトに味わえる原作も、癖の強さを残しつつ後味スッキリなアニメ版も両方すき。

「最小限の努力で手に入る最高の幸せを求める」という思考の人間なので(最近自覚した)、「大きな幸せを追い求めるよりも身近な好機に目を向けよう」って内容が刺さったのかなって今だと感じる。ひねくれた「私」のキャラクターにシンパシーを感じたというのも否定出来ない。

東京で一人暮らし始めたぽたく編

なめらかな世界と、その敵

ウマ娘の攻略情報調べてたときに偶然知って(なんでだよ)読んだら滅茶苦茶面白かった作品。全部面白いけど「美亜羽へ贈る拳銃」と「ひかりより速く、ゆるやかに」の二本が強すぎる。あと同じ作者の作品だと「二〇〇〇一周目のジャンヌ」もすき。

この一冊が切っ掛けでSFモノを手に取ることが多くなった。それと共に後述の「実はSFだった作品」の評価が高くなる下地を作った作品でもあると思う。

ポケットモンスター スカーレット/バイオレット

というか「ザ・ホームウェイ」。ポケモンから意表をついてくるタイプの物語が飛び出してくるとは思わなかった。

ポケモンであること生かした話(パラドックスポケモン)でありつつも、人物の関係に着目すると「人の狂気とそれに逆らえないAIの宿命」「子への愛情表現ができなかった親」というポケモンに依存しない面白さが浮かび上がってくるのが凄く良い。

一個前の「なめらかな〜」でSF熱が高まっていた時期に完全に不意打ちでぶち当てられた「AIとタイムマシン」の物語であり、ここまで攻めた話をするようになったんだ、という感動もある。

恋愛フロップス

お前そのアニメ何回擦ってんだ

粗を探せば色々あるがそれはそれとして大好きな作品。クソアニメだと思ってたらあるふそーる特効アニメだった。

オリジナルアニメの強みを生かした自分好みな展開であったことや、(何故とは言わないが)ポケモンSVと時期が被っていた、普段放送中の作品を見ない自分がピンポイントで追った等の偶然が重なった結果、完結から半年以上経つ今でも定期的に話題に出す程度には引き摺ることになってしまった。

もっと評価されるべきだと思う一方で、知る人ぞ知る作品として大切にしまっておきたい気持ちもある。





で、今の俺が生まれたってわけ。おわり。

【雑記】個人的おすすめ作品まとめ SF編

はじめに

おはこんハロチャオ〜!何者なんじゃ?あるふそーるです。

 2022年も終わるし今年観たり読んだりプレイしたりした作品を振り返っていたのですが、印象に残った作品を挙げてくといわゆる”未来SF”に該当する作品が多く、これで一本記事かけそうだな〜と思い書きました

 正直「自分にとって2022年はSFの年だった」ことを雑記としてちゃんと記録に残すことを目的とした記事なので、あまり読む側のことを考えた文章になっていないかもしれませんが、よければ見ていってもらえると嬉しいです

作品紹介

ポケットモンスタースカーレット・バイオレット


トップページ | 『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』公式サイト

 説明いる?全人類プレイしていると思うので個人的な感想を適当に…

 AIをテーマにした作品では「人類に歯向かうAI」がよく話の軸として選ばれます。ポケモンSVの「ザ・ホームウェイ」もその一つと言えるでしょうが、この物語に登場するAI…オーリムAI/フトゥーAI(以下博士AI)は「人間(=主人公)に歯向かうAI」である前に「人間(=オリジナルの博士)に決して逆らえないAI」でもあるんですよね。ロボットは人間の指示に逆らえない、というのは今を生きる我々にとっては当たり前の話ですが、それは汎用型AIである博士AIも同じであり、だからタイムマシンを止めようとしても自分一人ではどうしようにもなかった。

 恐ろしさや冷徹さとはまた違うAIだからこその宿命、そして夢への執着が生み出した人間の狂気…未来SFでありながらも、技術そのものではなく技術を使う人間が危険であるという現代に通じる話でもあり、そこに向き合った話作りが成されているところが、ひとつの”SF作品”としてとても気に入っています。

 ゼロラボ外では停止してしまうのにも関わらずタイムマシンに身を投じた博士AI。AIだからこそ自身の死を容易く受け入れられたのかもしれない一方で、最後にAIらしからぬ夢を語って飛び立っていったのはなんとも切ないものです。

恋愛フロップス


オリジナルTVアニメ「恋愛フロップス」公式サイト

www.youtube.com
OPがめちゃめちゃに良いので聴いてほしい

 この中では一番人を選ぶであろう、2022年秋に放送されたオリジナルアニメです。一見本当に令和の作品か?と思ってしまうような下品でベッタベタなハーレムギャグアニメですが、わざわざ「SF編」と銘打ったこの記事で紹介しているということは…?

 詳しく言うとネタバレになりますが、メジャーな作品で例えるなら極限まで下品にした「五等分の花嫁」……に「ケムリクサ」を足して二で割ったアニメといったところ。OPや序盤に伏線が多い、EDに仕掛けがある等の点でも「ケムリクサ」と共通するものがあり、全てを知った後に改めて観てみると、なかなか丁寧に練られた作品であることがわかるかと思います。

 正直一歩足りないアニメなのは推してる側としてもよく分かってるのですが、それでもこのアニメに感情グチャグチャにされて定期的に話題に出してる人間がここにいるので、興味湧いてきたのなら是非とも観てみてほしい一本です。序盤で切りたくなるのも分かりますが(自分もそうだった)、その気持ちを胸に苦笑いしながらでもいいから是非七話までは…!

 ちなみに僕は愛生ちゃん(三つ編み眼鏡の子)にホイホイされてこのアニメ観始めました。ロブロイちゃん!?

四畳半タイムマシンブルース


『四畳半タイムマシンブルース』公式サイト

www.youtube.com

サマータイムマシンブルース」を「四畳半神話大系」の舞台やキャラを用いてアレンジした小説、及び映画です。なんのこっちゃ?って方もいらっしゃると思いますが、両作品を知らずとも十分楽しめる映画なのでそこはご安心を。神話大系すっとばしてこの作品単体で子供向けの文庫本が出てるレベルです。

 やってること自体は「タイムパラドックスを起点とする宇宙消滅の阻止」なのでスケールは紹介している作品の中でも特に大きい…はずなのですが、そんなこと知るか!とばかりに好き勝手する大学生達と、それに振り回される「私」達のしょーもない掛け合いが見ていて非常に楽しい作品です。こいつら本当に京大生か?

 頻繁にタイムスリップが行われる複雑な作品ですが、頭空っぽに純粋なコメディとして楽しんだとしても問題ないのもポイント。物語終盤、ご丁寧に「私」が時系列を解説してくれるので、最終的には一本の筋が通り「なるほど!」となる気持ち良さが誰でも味わえます。

 単品でも楽しめるのは最初に述べたとおりですが、前作「四畳半神話大系」を知っているとニヤリとできるセリフや展開もちらほら。「四畳半神話大系」を見てからこちらをみるのはもちろん、両作品はパラレルの関係なので最初に「四畳半タイムマシンブルース」を見て興味を持ったら「四畳半神話大系」を見てみるのも面白いかもしれません。

なめらかな世界と、その敵

 僕がSFというジャンルに興味を持つ切っ掛けとなった一冊です。計6つの作品からなる短編集ですが、中でも人格や感情の上書き・固定が可能となった世界を描いた「美亜羽へ送る拳銃」、幼馴染が止まった時の世界に閉じ込められた少年を描いた「光より速く、ゆるやかに」の二本がオススメ。個人的な感想になりますが、どちらも100ページそこらの作品であるのにも関わらず、読み終わった時の満足感にとても驚いた作品です。

 6つの作品に共通するのが、未知の技術や超常現象により引き裂かれてもなお繋がる人と人の絆を描いている、というところでしょうか。勿論上記以外の他4作品も面白い…というか僕が百合よりも男女恋愛を好む人間だから上記二作品がブッ刺さったのであって、百合も男女恋愛もいけるって人は僕以上にこの作品を楽しむ資格を持っているのではないかと思います。正直うらやましい。

 短編集という形を取っている以上手に取りやすいですし、とりあえず面白くてサクッと読める作品を読みたい!って人にはぜひともオススメしたい作品です。

星のカービィ ディスカバリー


星のカービィ ディスカバリー | Nintendo Switch | 任天堂

 SF感で言えば機械化されたポップスターを冒険するロボボプラネットも中々のものですが、こちらは”元々人類が住んでいたであろう世界”に直接乗り込むこともあり、カービィらしからぬポストアポカリプス的な世界観にどっぷりと浸ることができます。誰もいなくなったショッピングモール、我々人類のものと似た言語、そして待ち構えるは彼らがこの星を去るきっかけとなった究極生命体…

 無論普通にカービィとして面白いですし、3D化されたことで結構いろんなところを探索できるようになったのが、先述した世界観と合わさって冒険をよりワクワクさせてくれます。近年のカービィに違わずBGMもラスボス戦筆頭に名曲揃いで、HAL研の新たな挑戦でありつつも全体的に高水準でまとまった作品となっています。

アイの歌声を聴かせて


https://ainouta.jp/

www.youtube.com

 先程ポケモンSVを「人間に逆らえないAIの宿命」を描いた作品と言いましたが、この作品は逆に「AIは人間の指示に従う」を徹底的に突き詰めることで、AIは友達!的なSFにありがちな「それ放置したら危ないよね?」という疑問に対し「人間が善意を持って使えば大丈夫」という回答を可能にした作品となっています。詳しく言うとネタバレになっちゃいますが…

 そしてもう一つ。個人的な感想にはなりますがこの作品、上映が終わった後、男女の恋愛と女の子同士の強い友情という一つの作品に詰め込んだらお互いを食い合いそうな要素を、逆にお互いを引き立て合う関係として上手く昇華できていることに強く感動した覚えがあります。男女の恋を掘り下げれば百合がもっとエモくなり、逆に百合を掘り下げると男女の恋がもっとエモくなる…そんな不思議な感覚を味わえるはずです。他にもタイトルの意味やミュージカル風の演出など、様々なところで”良く出来てるなぁ”と言いたくなる作品になっています。

おわりに

 と、いうわけで個人的おすすめ作品まとめ SF編でした。未来SFと言うとまだ見ぬ技術に夢を広げる物語…と言いたいところですが、ぶっちゃけ”まだ見ぬ技術”のせいで全部大変なことになってるので、未来に対する不安も募るばかりであります。まぁそれはそれとしてこれを読んだみなさんが紹介した作品を手にとってそして楽しんでいただければ僕としてはそれ以上に嬉しいことはないです。

 そうそう、これ前回でも前々回でも言いましたが、SFに限らず面白い作品あったらぜひツイッター感想とか呟いてほしいです。〇〇おもしれー!!!!ってフォロワーが言ってるの見るとやっぱり興味出てきちゃうんですよね、影響されやすいオタクなので。お願いします。

 ではまた。同じような記事多分一年後にまた書くと思います。

alphsoru635.hatenablog.com
alphsoru635.hatenablog.com

 よければ過去作もどうぞ。

【雑記】個人的お勧め作品まとめ2


サムネ用画像
伏線とかそういうものではない

はじめに

【雑記】個人的お勧め作品まとめ - 3のニ乗は600族

 2年位前に書いたこれの続編です。紹介する作品は5つとまぁ前回に比べると少ないですが、なんかオタク・文章書きたいな~って思ったので書きました。つたない文章ではありますが見て行ってもらえると嬉しいです。
 実をいうと、本来は昨年末に一年のまとめとして書くつもりが没になってしまった記事なので、4/5は昨年に履修した作品だったりします。

作品紹介

大逆転裁判


大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟- | CAPCOM

 キャラよし、BGMよし、シナリオよしの三拍子揃った作品で、スチームパンク大正ロマン的な雰囲気が好きな方には本当にブッ刺さると思います。特にBGMに関しては一曲一曲の”それっぽさ”や盛り上がる場面の曲もさることながら、ふとサウンドトラックを聴いてて適当に曲を選ぶと、「いつも聴いてる曲もいいけどこの曲も意外と良いな…」ってなりがち。それくらい曲の平均レベルが高いです。個人的なお気に入りは「大いなる帰還」と「復活の検事」(曲名は反転)ですかね。勿論逆転裁判シリーズお馴染みの「追及」も2では前奏曲とセットになって登場。敵を徐々に追い詰め”逆転”に近付いていく臨場感がたまりません。
 シナリオやキャラに関しては下手なこと言うとネタバレになってしまいますが、1話からずっと溜めて溜めて溜めてきた謎が終盤にどんどん紐解かれていく感覚は本当に気持ちいいですし、全部知ったうえで見返して観ると恐ろしい程「そういうことだったのか」と思える部分が多いです。色々言いたいことはありますが、とりあえず「この作品のシャーロック・ホームズはただのトンチキ探偵ではない」とだけ。

東方虹龍洞


東方虹龍洞 〜 Unconnected Marketeers. [上海アリス幻樂団] | DLsite 同人

 有名同人STGですね。ただ本作はSTGでありながらも、アビリティカードの存在により自機の性能が大きく変わってくること、そしてトライ&エラーによって自分にあった自機とカードの組み合わせを見つけていくという面白い特徴を持っています。自分だけの組み合わせを見つけることの面白さはあのポケットモンスターが証明している通りです。
 弾幕STGというとどうしてもハードルが高いイメージがありますが、この虹龍洞に関しては単にノーマルノーコン、及びエクストラをクリアしたいのであれば非常に簡単な部類に入るかと思います。というのもこのゲーム、弾幕を避けるのではなく如何にして弾幕を避けないかという考え方が非常に重要になってくる作品で、ハードやルナティックに手を出さない限りSTGのスキルはあまり重要ではないかと思います。アビリティカードの組み合わせ次第ではほぼ避けずにクリアできてしまいますし、クリア重視の組み合わせもあれば火力全振りでやられる前にやる、耐久全振りでとにかくミスしようが大丈夫…という風に遊びの幅自体も大きく広がっています。
 もちろん太田順也ゲーなだけあってBGMも良曲揃い(ただしここを重視するなら紺珠伝や鬼形獣の方が個人的にはお勧め)ですし、DLsiteでも買えるので購入のハードルも低め。東方は昔二次創作見てたけど原作はやったことないな~って方にお勧めしたい一本です。まぁ僕も東方に関してはにわかですが。

ウマ娘 プリティーダービー(アニメ一期)


TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー』公式サイト

 ぱっと見よくあるソシャゲ萌えアニメですが、設定とトレーナーさんの悪癖にさえ目を瞑れば万人受けしそうな程堅実な作りをした王道スポーツアニメです。まだソシャゲへの抵抗が強めだった時の僕が、見終わった頃にはアプリに手を出してしまう程…って言っても流石にわからないか。
 田舎からやってきたスペシャルウィークがチームスピカに入り、肉体的には勿論、己の弱さや甘さを知り精神的にも成長していく…見ていて辛い程の大きな挫折こそないですが、友情・努力・勝利といった王道少年漫画の基本を完璧に抑えており、なおかつ単純にチームスピカの7人+トレーナーさん達の絡みが見ていて非常に楽しい作品になっています。先ほど万人受けしそうと書きましたが、露骨な百合やお色気等人を選ぶシーンはほぼ無いですし、美少女アニメでありながらも本当に良い意味で”深夜アニメらしくないアニメ”なので、萌えアニメはちょっと…って思う人も是非見てもらいたいです。
 ちなみにこれは悪いオタク的な視点なのですが、放送されたのがアプリリリースよりかなり前なこともあって、現在とは性格や口調の違うキャラが結構見られます。特に顕著なのが「だぜ」口調のナイスネイチャでしょうか。あとは一見アプリ版と変わらないように見えるタマモクロスも、大食い大会に参加して大盛ドーナッツを完食、別の場面では大盛の焼きそばを食べながらレースを観戦していたりと、アプリ版のタマモクロス育成シナリオを見た後だと信じられないような食欲を見せています。勿論普通に観ても楽しいアニメですが、もう既に観た、そしてアニメ経由でウマ娘を始めたという人も、こういった違いを見つける楽しみ方ができるので改めて観てみてはいかがでしょうか。


じわじわくる

幻想人形演舞


幻想人形演舞 [FocasLens] | DLsite 同人

 某世界的有名RPG(すっとぼけ)風の東方二次創作ゲームです。予め書いておくとタイプ相性周りでかなり致命的な欠陥を抱えています。具体的には

・本家同様18×18かつほぼオリジナルのタイプ相性
・人形のタイプ設定がこじつけ気味で見た目や設定での判断が難しく、覚えにくい
・同じ見た目の人形に三種類のタイプと種族値が存在する

などなど。実際僕はこのゲームを三周しましたが未だにタイプ相性は殆ど覚えきれていませんし、そもそも攻略の時点で覚えることを放棄していました。ただ、それを除けば十分なボリュームに程ほどの難易度、本家同様の自由度と、高水準に纏まった某世界的有名RPGパロディゲームになっています。何より個性豊かな人形を集めて育てつつ(二次創作とはいえ)自分の足で歩いて幻想郷を旅できるのはこのゲームにしかない魅力です。勿論BGMも”東方のアレンジだけど何となく某世界的RPGっぽい”をコンセプトに作られており、東方なんだけど某世界的RPGをやっているかのような不思議な感覚を味わうことができます。ぶっちゃけ東方知らなくても極一部の謎解きを除きプレイにあまり支障はないと思うので、東方への理解度の有無に関わらず気になった方は是非プレイしてみてはいかがでしょうか。なお、アニメウマ娘の欄でも似たようなこと書きましたが、このゲームも露骨な百合や二次創作ネタ等の人を選ぶ描写が皆無に等しく、そういうのが苦手な人も安心してプレイできるかと思います。
 そうそう、アペンド版のユメノカケラでは深秘録までのキャラしか実装されていませんが、有志の方がそれ以降のキャラを追加できるパッチを公開しているらしいです。僕はまだ手を付けてませんが…

ポケットモンスターブラック・ホワイト/ブラック2・ホワイト2



『ポケットモンスターブラック・ホワイト』公式サイト
『ポケットモンスターブラック2・ホワイト2』公式サイト

 前回の記事でも紹介しましたしこの記事を見ている人であれば既にプレイしてそうですが、僕が一番好きなゲームなので何度でも紹介します。
 ポケモンBWといえばポケモンがストーリーを重視するようになった最初の作品で、挑戦的な内容であったが故に粗削りな部分も多かった作品でもありますが、その挑戦を活かしつつも粗削りだった部分を舗装して丸く収めたのがポケモンBW2だと僕は思っています。
 半年前にちょっとした資料を作る為に改めて通しでやり直したのですが、BWとBW2で対比になっている部分、そして一貫している部分のメリハリが非常にはっきりとしていて、ちょっとしたNPCのテキストにも考えさせられるような台詞もそこそこあったりと「こんなにもはっきりとしたコンセプトを持って作られた作品だったのか」と驚いた程です。勿論そこまで考えずとも、BW→BW2での様々な変化を見ていくだけでも楽しいですし、ポケットモンスターなので当たり前ですが単純にゲームとしても面白いです。BW2であればポケウッドやPWT、イッシュの難関のようなやり込み要素も豊富、BGMも超が付くほどの名曲ぞろいで、BWで敵の本拠地に乗り込んでからの一連のBGMや、BW2で二年の物語の最後を締めくくるラスボス戦(そして初手に出てくる”あのポケモン”)など、既プレイの方々も印象に残っている曲が多いのではないでしょうか。
 第四世代がリメイクされたこともあり早くもBWのリメイクやレジェンズを期待する声も上がっていますが、本当に面白い作品なのでまだやったこと無い方は是非プレイしてみてはいかがでしょうか。やれ(豹変)

 …BWで最終的に辿り着いた結論を加味すると続編で白黒はっきりした存在とは言えないキュレムがパッケージを飾ってるの、あまりにも美しいな…。

おわりに

 本当は8つくらい書きたかったんですが、ただでさえ文章力貧弱なのに加えて滅茶苦茶面白かったけど一度しか見ていないが故に理解度が低い作品(映画大好きポンポさん、映画クレしん天カス学園、アイの歌声を聴かせて、惑星のさみだれ等)を書くわけにもいかなかったのでこうなりました。映画って体験としてはこれ以上ない程のものが得られますが、配信等されるまで気軽に見返せないのが難点だな~と思います。
 そうそう、これ前回の記事にも書きましたが、こういう感じのオタク・プレゼンがもっと増えてくれれば皆がもっといい作品に出合えますし、書いた人は承認欲求満たせるしでwinwinだと思うので、これを見た人でこれ紹介したい!!!!って人は是非書いてもらえると嬉しいです。
 記事は以上となります。ここまで読んで下さりありがとうございました!

【竜王戦 最高1795最終1789,36位】初手ダイマックスと不撓の剣

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画像はサブロムver

戦績

TN アルフ(メインロム):最終1789(36位)、最高1795
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TN はにやす(サブロム):最終1710(210位)、最高1755くらい
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誰かサブロムの結果を土と水で美しく造り直してくれ

はじめに

 こんにちは、あるふそーるです。竜王戦予選お疲れさまでした!禁止級解禁シングルは自分が最も好きなルールということで、今回もウルトラファイナル同様「本気で勝つ為の構築」を組みました。残念ながら目標としていた1800を超えることはできませんでしたが、それなりに自信のある構築なので見ていってもらえると嬉しいです。

構築完成までの経緯

 軸となる禁止級を探して日食ネクロズマイベルタルソルガレオなど様々なポケモンを試していたが、自身の実力不足(初手ダイマ以外まともに使ったことが無い)が故かどれもしっくりこなかった。

 しかし、しっくりくる禁止級こそ見つからなかったものの、珠原種サンダーにダイマを切った場合禁止級並みの性能を発揮できることに気が付いた。初手ダイマならそれなりに扱えることもあり、サンダーの初手ダイマを軸に構築を組む方針を決定。同時に対ダイマ性能、ダイマ抜きのタイマン性能共に非常に高く、かつサンダーが止まりがちなバンギラスウツロイド、HDポリ2に対し圧倒的に有利なザシアンを禁止級枠に採用することも決まった。

 続く対面要員として多くの禁止級、及びスカーフメタモン(ザシアン)を止められるイバンミミッキュ、サンダー以外のダイマックスを切って高い性能を発揮できるポケモンとして弱点保険ラプラスミミッキュを出せない相手に対するクッション兼レジエレキに対するけん制としてオボンラグラージを採用した。残りの一匹は悩んだが、数を増やしていたムゲンダイナ入り受けループに対抗できるポケモンとしてタラプアーマーガアを採用、構築が完成した。

コンセプト
・スペックの高さによる力押し
・初手ダイマから数的有利を保ちつつ勝利する
イベルタルに好き勝手させない

使用個体

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ザシアン@朽ちた剣 不撓の剣
陽気AS252B4
巨獣斬/インファ/ワイボ/剣舞(メイン) 身代わり(サブ)

 ダイマックス抜きなら最強の禁止級。意地っ張りの火力や耐久振りも魅力的だったが多発するミラーに対する確実な回答を用意できておらず、またカプ・コケコが面倒だったため最速ASぶっぱとした。技構成は広い範囲に対応できる巨獣斬、インファに加えホウオウやテッカグヤに対して刺せるワイルドボルトを採用。残りの枠はメインは剣舞で使っていたがそもそも積む余裕が無かったため、サブでは小細工をシャットアウトできる身代わりに変更した。

 その壊れっぷりは言わずもがな、特にいうことなしの大活躍だった。


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サンダー@珠 プレッシャー
臆病CS252D4
ライジングボルト/暴風/熱風/鋼の翼(メイン)破壊光線(サブ)

 構築の出発点。努力値・性格はイベルタルカイオーガやミラーを意識した臆病CS、技構成は珠サンダーとして無難な三つ+ピンポイントな攻撃技とした。なお、電気ウェポンはミラーでの勝率に影響してくるためライジングボルトを採用している。鋼の翼/破壊光線はバトンタッチ等の変化技も候補だったが、メタモンにダイウォールを使われたくなかった為フルアタ構成とした。特性はサンダーに変身したメタモンをザシアンで処理する際に静電気を発生させたくないのでプレッシャーとしている。オーガのスカーフ判定もできたりと微々たるメリットもあるのだがぶっちゃけ誤差だと思う。

 結果論ではあるが技構成は熱風(ナットはジェットでOK、ネクロは保険が怖い)を切り、ウツロイドニンフィア等に打つ鋼の翼、ホウオウ入りやミラーに対して有効な原始の力を入れるのが正解だったと思う。どっちみちメインウェポン以外ほぼ使わないのだが、構築の軸なのでもっと深く考えるべきだった。

 ダイマックスを切れば禁止級並みの性能を発揮することができるというのは一切冗談ではなく、禁止級含め殆どのポケモンに殴り勝てるのが本当に強かった。そもそも現シングル使用率一位ではあるが、このポケモンの強さに気が付けたからこそプレイング等が他トッププレイヤーと比べ劣る自分がそれなりに勝てたと言っても過言ではない。


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ミミッキュ@イバン 化けの皮
勇敢H228A252B28(最遅)
ゴーストダイブ/身代わり/呪い/まもる

 対面構築と言えばこいつ。今回は禁止級も止めてほしかったのでイバン呪い型で採用、調整や技構成は全てポケ徹に投稿されていたものをそのまま使用した。

 万全で残っていればスカーフオーガやジオコンゼルネに加えザシアンに変身したメタモンも確実に止められる為、相手がメタモン入りでもそこまで臆さずこちらのザシアンを選出できるのもポイント。ただし、特性を貫通してくるイッシュ伝説、アローラ伝説は止められないのは勿論、バドレックスに対しても白黒共に人馬一体の地味な方の効果でイバンの実が発動しないので少し対処が難しい。

 剣盾初期のアッキミミッキュ程万能ではないにしろ、禁止級やダイマックスによるゴリ押しを許さないのはこのポケモンくらいなので変更の余地は一切ない。しいて言えばまもる→こらえるくらいか。


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ラプラス(キョダイマックス)@弱点保険 シェルアーマー
控え目H152C252S100
フリドラ/アリア/零度/雷
C:ぶっぱ
S:無振り70族+3
H:余り

 テンプレの保険ラプラス。相手のテッカグヤを意識してSは多めに振ってある。サンダー同様、ダイマックスを切ることで多くの禁止級との殴り合いを制することが可能。絶対零度も含めて考えればサンダーが苦手とするポケモンに対して比較的強く、両方通せなさそうな構築は少なかったのでラプラスの採用は正解だったと思う。

 素の火力が足りないというラプラスの宿命を除けば特にいうこともなく、サンダー程ではないにしろ多くのポケモンとの殴り合いを想定通り制してくれた。


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ラグラージ@お盆 湿り気
呑気HB252D4(最遅)
クイックターン/地震/欠伸/ステロ

 技構成はテンプレの四つを採用。HBに振り切っているのは対ザシアンや日食ネクロズマ等がかなりギリギリである他、ある程度エースバーンを誤魔化したかったため。ただ思った以上に特殊方面が柔らかかったのでこれが最適かは分からない。

 カバルドンと比べると数値が若干足りないが、クイックターンによる対面操作は耐久面に不安が残るザシアンと相性抜群だった。電気技と爆発を無効にできるが故のレジエレキに対する圧も、ザシアンより速いポケモンを相手にしたくないこの構築にとって非常に有効だった。


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アーマーガア@タラプ プレッシャー
慎重H252D140S116
ブレバ/挑発/ビルド/羽休め
H:ぶっぱ
S:二段階上昇後最速130族抜き
D:余り

 リベロエースバーン解禁ですっかり数を減らした古代兵器。タラプ発動後であればC振りムゲンダイナの火炎放射程度受かり、挑発で動きを封じつつ攻撃技のPPを削ることができる。

 Sはダイジェットもあるしこれくらいで十分だと高をくくっていたが、多くの耐久系ポケモンに対して上を取られ(Sが髙ければ)勝てる試合を落としてしまったので間違いなくHSorDSベースで使用すべきだった。ちなみに18チャレも恐らくこれで落としている。もっと言えば従来のタラプアーマーガアと違い、”突破”よりも”詰ませ”に重点を置くべきポケモンなので技構成にも疑問の余地が残る。

 …と、ここまでボロクソに言ってきたが上を取れる受け構築に対しては無類の強さを発揮したので、受け系統の構築の対策としてプレッシャーアーマーガアを使用するという着眼点自体は悪くなかったと思う。要は考察不足、反省します。

選出パターン

f:id:alphsoru635:20201212232959p:plainorf:id:alphsoru635:20201212233010p:plain+f:id:alphsoru635:20201212232934p:plain+f:id:alphsoru635:20201212232854p:plain
基本選出その1。シンプルに初手ダイマ→ザシアンで1:1交換を狙い、呪いミミッキュで最後の一体を仕留める。メタモン入りやイベルタル軸、カイオーガ軸はこの選出が多かった。


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基本選出その2。初手ダイマするのは変わらないが残りはラグラージでお膳立てしつつザシアンを通す。ラグラージが初手安定だった場合はラグラージを初手に出すことも。日食ネクロ軸に対してはこの選出が多かった。


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対ムゲンダイナ入り受けループ。ラグラージで場を整え、ラプラスで数的有利を取り、そしてアーマーガアで詰ませる。


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稀に当たるアーマーガアで詰めにいけそうな構築に対する選出。適当にラグラージとザシアンで荒らしてアーマーガアで詰める。

選出率

六体ごちゃまぜの選出率は覚えていないが

f:id:alphsoru635:20201212232934p:plainはほぼ毎回選出

ダイマ枠…f:id:alphsoru635:20201212232959p:plainf:id:alphsoru635:20201212233010p:plain

三体目枠…f:id:alphsoru635:20201212233040p:plainf:id:alphsoru635:20201212232854p:plain

補完枠なのでf:id:alphsoru635:20201212233121p:plainは低い

こんな感じだったような(適当)

重たいポケモン

イッシュ禁止級ドラゴン…当然のようにミミッキュの皮を貫通してくるので上手い感じに切り返しにくい。特にブラックキュレムゼクロムは一度龍舞を積まれたらほぼ終わりと考えてよい

メタモン…何だかんだで重い。ミミッキュが残せていれば大丈夫なのだが、必ずしもそう上手くはいかないのがポケモン対戦

エースバーン(特にスカーフ)…無理ではないが普通に面倒

スタン入りのムゲンダイナ…アーマーガアで処理しにくいので厳しい

黒バドレックス…素でザシアンより速いとか聞いてないよ~サンダーで微妙に殴り勝てないのも厳しい

アーマーガアより速い耐久ポケモン全般…はい。

終わりに

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 どのみち本選出場は個人的な事情で厳しく狙ってなかったので、結果にそこまで不満はないです。というか上位勢の成績異次元すぎるだろ…ただ、サブロムの1700以降の戦績は散々なもので、18-4とそれなりに良い成績で1700に乗せていたのにも関わらず見事に爆死してしまったのが非常に悲しいです。言い訳のようで見苦しいですが、本当に「メインロムで燃え尽きた」という表現が正しく、眠気との格闘もあり集中できませんでした。

 また、集中力を除いてもザシアンの剣舞、サンダーの技構成、アーマーガアなど、本番の時点で構築の調整が出来ていなかったのも弱いなぁって思います。竜王戦は仲間大会も盛んだったのでもっと早めに取り組んでおけばよかったですね。

 なんかネガティブな話になってしまいましたが、ウルトラファイナル以来の禁止級解禁シングルは純粋に楽しかったです。八世代では竜王戦ルールの公式大会はこれっきりかもしれませんが、シャドースチールのような幻+ジガルデのみの解禁戦、ウルトラファイナルのような何でもありの解禁戦など今後開催されるかもしれないので、その時は今回の反省を活かして上位を目指したいですね。

 長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました!



おまけ
alphsoru635.hatenablog.com
三年前の竜王戦予選の構築
伝説+パワーの高い一般+αで力押しするのは相変わらず

スペシャルサンクス

共に考察して下さったはりゃんさんf:id:alphsoru635:20201213135906p:plain、第三回ポケモン竜王けーすけさんf:id:alphsoru635:20201213140245p:plain

サファボココガラの孵化余りを恵んでくださったなつかぜさんf:id:alphsoru635:20201213135028p:plain

朽ちた剣、イバンの実のサブロム輸送を手伝ってくれた某氏f:id:alphsoru635:20201213140259p:plain