3のニ乗は600族

サザンドラと色々やってる人の日記みたいな何か

【S6最高1996】温故知新サザンドラサイクル

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ウルトラ調査隊、すごくいいですよね(発売前だけど)

ダルスさんバージョンも作ったけどどっちを使うか迷った

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最高レート:1996

最終レート:1929

 

ども、あるふそーるです

S6ではS5までの最高レート189Xを大きく上回ることができ…いや、

 

最高レート1996を悔しいといわず何と言うのか

僅かに力及ばず…こんなに悔しかったことはありません

 

2000にはギリギリ届かなかったですが一応このブログ自体”備忘録”とついている通り自分のために書いているウェイトが大部分を占めるので構築記事を書きました

2000常連のような強者の方には「普段1800~1900にいる人はこんなこと考えてるんだなー」程度に参考にしてもらえると嬉しい限りです

 

以下並び

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サザンドラ@拘り眼鏡

控えめCS252D4

流星群/悪の波動/火炎放射/ハイパーボイス

 

相棒枠、こいつなしでは始まらない。

火力や努力値そのものは普通の眼鏡サザンドラだがハイパーボイスを採用することで受けにきたフェアリーに攻撃を通すことができる。

特にマリルリ相手は最近流行りの特殊方面に甘えた調整であれば確定2発であり引っ込まれたとしても次のサイクルで悪波に対して受け出すことが不可能になる。

また、オマケ程度ではあるがオニゴーリ等まもみがに対してまともな攻撃を通すことも可能(当たらなかったけど)

環境がかなり逆風であり正直出しにくさはかなりあったもののやはり有利対面を作ったときの圧力は素晴らしいの一言に尽き、悪の波動で相手がガンガン削れる様は見ていて快感であった。

 

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テッカグヤ@マゴのみ

意地っ張りH220A244B4D28S12

ヘビボン/地震/宿り木/毒々

カプZでマゴ発動圏内

B<D

無振り61族抜き抜き

 

カミツルギギルガルドと並び特に好きなポケモンの一体(自分語り)

ヒレ等が宿り木を見越して挑発を打ってきたとこに高火力のヘビーボンバーをぶちこむことができ、それと同時に宿り木や毒などの定数ダメージで削る手段を持っている。

マゴの実は上記の耐久ポケモンや龍舞メガマンダ相手に粘り負けにくいように持たせたが、テッカグヤの対面及びサイクル性能を大きく高める効果もありこれで正解だったように思う。

間違いなくこのパーティのMVPで選出率も一位、HAカグヤはもっと流行ってもいいポケモンだと感じた。

 

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バシャーモバシャーモナイト

意地っ張りAS252D4

フレドラ/雷パンチ/剣舞/守る

メガ枠にしてエースその一。

雷パンチと剣舞を両立させることでドヒドイデ入りの受けループやオタクサイクルにも強気に出せるようになっている。

格闘技を切っているので対メガリザX等で困ることもあったがそれ込みでも非常に高い崩し性能と抜き性能を持つ強力なポケモンだった。

 

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ガブリアス@拘りスカーフ

陽気AS252D4

逆鱗/地震/エッジ/ステロ

 

普通のスカーフガブリアス、エースその二。

最速S1↑100族の上をとりたいため最速となっている。

ステロは全体的な火力補強にもなり、サイクルを回しつつ高火力を押し付けるこのパーティにとても合っていた。

一貫性をとったときの心強さはピカイチであり、一位ではなくなったがまだまだ戦えるポケモンであると再確認した。

エッジを超高確率で当ててくれる大変優秀なガブリアスであり、1いかんらくとかいうふざけたNNを付けたことを後悔している。

 

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モロバレル@黒いヘドロ

呑気H236B252D20

茸の胞子/クリアスモッグ/ギガドレ/イカサマ

↓こちらの調整を使用

https://yakkun.com/sm/theory/n697

 

きのこ型クッション。

唯一アタッカーではないものの再生力と後攻胞子によって相手パーティに与える負担は大きいので攻めを基本とするこの構築のサイクルにも十分ついていくことが可能。

主にミミッキュを誤魔化したりガッサの胞子の一貫を切る役割を担う。

相手パーティにコケコやレヒレがいたとしてもフィールド展開で胞子を牽制後浮いているポケモンを出してくるといった動きがよく見られたので強気に出し胞子を打っていくのが大切。

逆にフィールド展開の為のコケコレヒレバックも比較的読みやすいので攻撃技を選択し少しでもダメージを通す動きもした。

 

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マリルリ@水Z

意地っ張りH124A238B52D4S92

滝登り/じゃれつく/馬鹿力/アクジェ

↓こちらの調整を使用

https://yakkun.com/sm/theory/n396

 

実は最後に入ってきた水枠。

有利対面水Zで負担をかけていくのが主な仕事。

水Zは非常に一貫性が高く、火力はアシレーヌの海神のシンフォニアに匹敵する上、ダメ押しとして高火力のアクアジェットまで使えるので弱いはずがなかった。

ただしサザンドラバシャーモと違い苦手なポケモン相手に崩しにいく手段がないためドヒドイデフシギバナの入っている構築にはあまり出したくない(出さないとは言っていない)



選出パターン

 

ほぼ全ての構築に対して刺さってる三体を選ぶため特になし…と言いたいところだが大きく分けて2つのパターンがあったので記す。

 

  
 

その1:f:id:alphsoru635:20171104035426p:plainorf:id:alphsoru635:20171104035432p:plainorf:id:alphsoru635:20171104035438p:plainorf:id:alphsoru635:20171104035555p:plain(+f:id:alphsoru635:20171104035441p:plainorf:id:alphsoru635:20171104035444p:plain)

がっつりサイクル戦をしたいときには以上の四体から選出、上から殴るお掃除要因が欲しいときはバシャガブどちらかが入る構築を作り始めた段階から想定していた最も基本的な並び。

 

その2:f:id:alphsoru635:20171104035444p:plain+f:id:alphsoru635:20171104035441p:plain+f:id:alphsoru635:20171104035426p:plainorf:id:alphsoru635:20171104035432p:plainorf:id:alphsoru635:20171104035438p:plainorf:id:alphsoru635:20171104035555p:plain

削りを入れれば剣舞メガバシャで全員ぶち抜けそうであれば行うバシャに剣舞を採用した段階で自然に生まれた選出。

ガブでステロを撒き隙を見てバシャで剣舞を積み崩していく。

対受けループもこれで対処、その場合は大体三体目にサザンドラが入ってくる。

また、グロスなどあまり後手に回りたくないポケモンがいるときもこの選出となる。

 

その1、その2共にカグヤの初手率が非常に高い。

 

 

重たいポケモン

 

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ゲッコウガ:構成によって処理ルートが異なるポケモン

環境には水Zと襷が多いのでこれらと珠以外は基本的に切り気味で動き、マリルリカグヤ等対面処理できそうなポケモンを初手に繰り出す、あるいは削ってガブバックから仕留めるといった動きをした。

 

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カプ・テテフ:最近流行りの襷は10万ボルトを所持していると対面処理可能なポケモンがいないので遭遇した場合カグヤで攻撃後ガブに交代して処理などの動きを心掛けたい。

ただし同じく最近流行りの無振りカグヤのヘビボン耐えができるHB挑発テテフはうちのカグヤにとってはカモなので構成によって変わってくるともいえる(この言葉便利)

 

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リザードン:構築を組む段階ではスカーフガブリアスで大丈夫だろ~と思っていたのだがリザYの大文字(今は放射よりも少し使用率が高い)で確定二かつ現在最もメジャーな技構成ではこの構築の内三体が一撃で飛ばされるので余裕ぶっこいてる場合ではなかった。

Xの場合はガブマリルリで対抗できるがフレドラ搭載鬼羽は無理。

初代特有の謎優遇二種類メガシンカずるいなぁ!?

 

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メガボーマンダ:物理型は身代わり持っていようがテッカグヤで安定して処理が可能なので全く問題ない。

問題は大文字を搭載している個体、このパーティはメガマンダ対策をテッカグヤにほぼ任せきっているので大文字を持たれると役割を持てなくなる、よってスカガブで上から叩く、マリルリで十分な体力を残したうえで攻撃を耐えじゃれつく、テッカグヤのマゴを上手く発動させ強引に役割を持つかのどれかによる処理が求められる。

当然特殊マンダとの遭遇時にガブマリルリを選出しているとは限らない。

 

以下雑談

余計なものに興味がない人や11/2以降の公式情報を断っている人はブラウザバックオナシャス。

 

 

SM環境を終えて

 

フェアリー増えすぎィ!!!!!!!!

 

記事の中でも出しにくさがあったと書いた通り守り神やミミッキュアシレーヌという強力な、それもどいつもこいつも無理なく共存が可能なフェアリーが一気に追加されたことによって相手のパーティにフェアリーが二体、下手すれば三体もいるという状況が日常的になりサザンドラにとってはかなり苦しい環境だったように感じます。

しかし悪のそれなりの一貫性は変わりませんしサザンドラ自体600族の高スペック、かつ取り巻きに恵まれていた故フェアリー環境で出しにくくとも活躍してくれる時は本当に活躍してくれるので流石だなと思いました。

 

でも次世代では何かしらのフェアリー弱体化はしてほしいですね…あとレート差マッチも修正してもらいたいです。

 

 

USUMに向けて

 

不安要素(互換切とか互換切とか互換切とかクッソ雑な伝説の扱いとか開発期間とか)もありますが非常に楽しみです

 

S5までは毎シーズン平均150戦でレート1800ほどなのに対しS6で気合い入れて230戦ほどした結果の1996なのでUSUMでは対戦数を増やすことを意識して今度こそは相棒のサザンドラと共にレート2000超えたいと思います

 

長いくせにあまり中身のない記事ですがここまで読んで頂きありがとうございました!

また次の記事(多分USUM感想)でお会いしましょう!

【雑記】レートにおける相棒枠とその扱いについて

1、はじめに

こういうことには触れないほうがいいのだろうなーと思いつつも、相棒枠を採用しているトレーナーとしてやはり見過ごせないところがあったので、見解をまとめておくことにする。基本的に8/21夜~8/22早朝にツイートしたことのまとめ+掘り下げのような内容になるがご了承いただきたい。

 

つい先日、ポケモン界隈でどうしても相棒ポケモンを使いたいが弱いのでそれ以外の五匹で勝てるようにしたという構築記事が投稿され、それを晒したツイートがきっかけでちょっとしたもめ事が発生した。該当ツイートおよび記事は既に削除されている。

 

2、相棒ポケモンと共にレートに潜るということ

ブログ名やらいろいろ見ればわかるが、私は相棒ポケモンであるサザンドラと共にレートに潜っている。BW2でレーティングバトルに手をつけて以降、サザンドラを採用せずに潜ったことは特殊な事情があった二回を除き無いと断言できる。その中で僕が常に考えていたのが「如何に高い勝率をだせるか」と「如何にサザンドラを活かせるか」である。

 

スペックも採用率もかなり高いサザンドラとマイナーポケモンを同列に語るのは少し無理があるのは分かっているが、それでも相棒枠を採用するのであればそのポケモンに愛以外の構築に入っている意味を持たせられるように努力すべきだと考えている。もめ事が発生したのはこれと同じ考えを持つトレーナーが大勢いたからであろう。

 

ここで炎上した記事の晒された部分を見てみると、「どうしても相棒ポケモンを使いたいが弱いので相棒を出さずともそれ以外の五匹で勝てるようにした(意訳)」と書いてある。これでは先述した「相棒枠に愛以外の構築に入っている意味を持たせる努力」を完全に放棄していると解釈されて当然だろう。

 

3、実際にはどうだったか

一方で記事の晒されなかった部分…実際の構築の内容を見てみると、相棒枠以外の五匹で勝てるように作ってあるとは書いてあったものの、その相棒枠はブルルドヒドイデに対するピンポイントメタという役割が明確に存在していた。これは明確な「相棒枠に愛以外の構築に入っている意味を持たせる努力」の痕跡である。

 

更に過去の記事を見てみると、非常によく考えられたそのポケモンの膨大な調整メモも存在している。こちらの記事は消されていないので是非とも見ていただきたい。

buonocakepoke.hatenablog.com

※問題があれば削除します

 

これらを見れば一目瞭然であるが、彼は決して「相棒枠に愛以外の構築に入っている意味を持たせる努力」というのを放棄しているわけではなかったのである。

 

4、結局何が問題だったのか

率直に言わせてもらうと本心でなくとも完全に余計な一言を記事に書いてしまったことが問題なのである。

 

そして、問題発生後の対応についてだが、僕はわざわざ記事を消すようなことをせずとも良かったと感じる。その記事は余計な一言を除けば他の記事と同じ参考になる良記事であり、該当箇所を修正したうえで最後にお詫びを添えておけば、後にブースターを使いたいという人を始め多くのトレーナーが参考にしたかもしれない記事なのである。もったいない…

 

5、蛇足:好きなポケモンをレートで使う必要性

話は変わるが少し前に所謂マイオナと口論になったことがある。その人が口にしていた言葉に「好きなポケモンなら何故レートで使わないのか?弱くてもヨルノズクハハコモリを使っている俺を見習え(意訳)」というものがあった。

 

僕はこの言葉を真っ向から否定したい。好きだからと言ってそんな個人的なことをわざわざ証明する必要もないし、そもそもモノズやポッチャマ…などそもそも戦闘面以外の魅力を持つポケモンは非常に多い。

 

ポケモンというコンテンツは何も対戦だけで成り立っているわけではない。魅力的なキャラクター、ストーリー、カード、アニメ…この幅広さで老若男女問わず絶大な人気を獲得しているのである。対戦をメインにポケモンをやっている人でも「キミにきめた!」を観て涙腺をやられたという人をかなり見かけたが、これはポケモンが大前提としてキャラクターをメインとし、そのうえで対戦という別の魅力もあるコンテンツであるからこそ成し遂げられるものである。

 

対戦で強いから好き、可愛いから好き、カッコいいから好き、悪/ドラゴンというタイプに加え三つ首という厨二要素満載なのに対してリフレでの動きがクッソキュートだから好き、余程変な場合を除いて全て歓迎されるべきだろう。多様性こそがポケモンがここまで大規模なコンテンツになれた最大の理由であるからだ。

 

6、終わりに

ここに書いてあるのはすべて僕の個人的な意見であり、これとは違った意見も存在して当然かと思います。こいつはこんな考え方をしてるんだなー程度に思っていただけると嬉しいです。

 

あとサザンドラのリフレをしたことがないのであれば是非ともしてください。キャラクターとしてのサザンドラの魅力の一部を実感できるかと思います。(超重要)

 

追記(2023/7/5)

六年前の自分、めっちゃ青いな〜(他人事)

今の僕だったらちろっと触れるだけで終わってると思います。そもそも触れるかすらも怪しいかもしれない。自分にもこういう青い時期があった、という記録を残すという意味でもこの記事はそのままにしておきます。蛇足で書いてることとか嫌いじゃないよ。

でも読点を全く使わないのは流石に読みにくいと思うぞ…?というわけでそこら辺はちょっと手を加えました。あとサザンドラはSVでニコニコ笑わなくなったぞ。

【S3最高184Ⅹ】カミツルギ軸サザンガルド

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最高レート:184x

最終レート:1816

初めまして、あるふそーるです

この構築は2000はおろか1900にも全く届いておらず記事を書くには全くもって実力不足ではありますが、レート2000を目指す者として自身の備忘録及び反省あと自己満足を兼ねて記事を書くこととしました

もしかしたらS4でも使用するかもしれませんが1800の記事とか誰の記憶にも残らないでしょうしメインで使う構築も決まっているので大丈夫でしょう

以下常態

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サザンドラ@スカーフ

臆病CS252D4

流星群/悪の波動/大文字/エッジ

 

固定枠 こいつがいないと始まらない

通常のスカーフサザンドラと同じく上から流星群や悪の波動を押し付ける他、エッジを搭載しており後だしからウルガモスを狩ることができる

一度だけエッジが外れて負けに直結したことがある(小声)

主にカミツルギがゲンガーやまだメガシンカしていないリザードンとブーストなしで対面したときの引き先としてや、素早さが上がった積みポケモンを上から殴って落とすのが仕事

火力不足は否めなかったが役割はしっかりとこなしてくれたので良しとしたい

ちなみにSM乱数産の色違いマスボ入り個体である

 

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ギルガルド@シュカの実

冷静HC252D4(最遅)

シャドボ/めざ氷/影打ち/キンシ

 

シュカの実とめざ氷を持たせることで対ガブランドマンムーマンダ性能が大幅に上昇し、物理アタッカーの地震に対する強気な動きが出来る。

本来なら地震で倒せるはずが耐えられてそのまま反撃され倒されるという状況を作りやすく、特にメガマンダ相手は大文字を打たれない限りは安定して後出しから処理でき相手の思った通りのゲーム展開をさせない力がある。

素の性能も合わさりやはり第六世代からトップメタなだけあって非常に扱いやすく選出率も高かった。

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カプ・レヒレ@ウブの実

図太いHB252S4

ムンフォ/波乗り/黒い霧/自然の怒り

 

特に変わったところのない普通のレヒレ

舞ったギャラやパル、バシャを止めたり黒い霧でサイクルパが苦手とする積み技を無効にするなど順当に活躍してくれた。

特性はサザンドラの流星群との相性が良くないがその分サザンドラと火ロトム以外の面子とは相性が良いのでプラマイゼロといった感じだった 。

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ロトム@チョッキ

控えめH252C228D4S20(王冠未使用理想個体)

S4FCロトム抜き抜き

10万/ボルチェン/オバヒ/めざ氷

 

ここまで鋼全般を安定して処理できるポケモンがいなかったので炎枠として採用。

優秀な耐性で電気タイプに後だししてオバヒで削ったり、ボルチェンによる対面操作やめざ氷でガブランドマンダを削ったりと爆発力はないがなかなか器用なポケモンだった。

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カミツルギ@ノーマルZ

陽気H212A36B12D36S212

リフブレ/スマホ/ギガインパクト/剣舞

陽気ドリュウズ地震超低乱数2
控えめテテフサイキネ確2
ZギガインパクトガリザYガモス等確1
最速ウツロイド抜き

 

この構築の軸であり正確には把握していないものの選出率は70%は越えていたように感じる(なおその殆どは初手である)

Zギガインパクトは対面では無振りメガリザYやスカーフではない霊獣ボルトロスウルガモスなど本来カミツルギ相手に居座ってくる電気や炎ポケモンをなにもさせず一撃で吹き飛ばし、ブーストがかかった後であればメガリザXやガブリアスも一撃で葬ることができる。

攻撃は振らずとも実数値200を越える種族値をもっているのでその分かなり耐久に回しており、特に物理方面は多くのポケモンの一致あるいはA1↑不一致地震二回やミミッキュ剣舞シャドクロ+影打ちを耐えることができなかなかしぶとく殴り続けることができた。

以上の耐久もあり全抜きもサイクル戦もできる正に要といえる存在であり間違いなく本構築のMVPと言えよう。

 

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フシギバナフシギバナイト

慎重HD252B4

花吹雪/地震/鈍い/光合成

 

カミツルギは特殊技に受け出すのは厳しく、またガッサに安定して後だしできるポケモンが欲しかったので採用。

カミツルギと草タイプが被っているが共通の弱点はないのであまり気にならなく同時選出もよく行った。

鈍いさえ積み終われば本来相性の悪いテッカグヤなどを突破できる可能性も秘めている…が、剣舞など爆発的な攻撃上昇手段をもつ相手は鈍いが追い付かずに突破されてしまう、あと当然テテフマンダは無理。

しかし、まず想定されることがなく刺さるときは本当によく刺さるポケモンだった。

最終日に後述の剣舞フシギバナに変更。



フシギバナフシギバナイト

腕白H252A4B52D148S52

パワーウィップ/地震/剣舞/光合成

いじバシャフレドラ確3
殻破パルつらら確定2
S4レヒレ抜き
余りD端数A

 

鈍いメガバナを使っていて感じた遂行速度の遅さによる追加効果及びそこからの崩壊を鈍いから剣舞に変えたことで遂行速度を大幅に上げ、可能な限り防ぐことを狙ったメガフシギバナ
代償としてBアップを捨てたので積んだ後の相性を無視するような物理相手への強引突破はできなくなったが、基本的にカミツルギが3縦した場合を除きサイクルを回すこのパーティにおいて大器晩成型である鈍いフシギバナよりもすぐにかける圧力を大きくできるこちらのほうがパーティにマッチしていたように感じる。

剣舞後の火力は大体特化メガへラクロスと同じ程度と物足りないが、元の耐久と光合成を考えれば妥当ではあると思う。



基本選出

 

カミツルギ+それ以外から2匹

基本的にこのパーティはカミツルギカミツルギが不利対面となった場合の引き先で固めてあるので相手に合わせて残り二匹を考える。

 

適切なポケモン3匹

見ての通りカミツルギを除けばサザン入り王道サイクルによく入っている面子なので当然サイクル戦も可能。

どうしてもカミツルギの通りが悪い時の選出だが勿論この適切なポケモンの中にはサイクル戦の補完としてのカミツルギも含まれる。

 

苦手なポケモン

 

数が多いので特に苦手なものをピックアップ

ゲッコウガ:後出しできるのがメガフシギバナしかおらず上手くサザンドラを対面させて流星を打ったりバナで処理しないと非常に厳しい闘いを強いられる。

 

バシャーモ:レヒレフシギバナで上手く誤魔化すしかない

特に草Zの場合他のポケモンに交代して回避しないとレヒレで処理できないので来ないよう祈るしかない。

 

ガルーラ:グロパン+ふいうちはそこまででもないのだが炎のパンチまで持たれると止められるポケモンがおらず非常に厳しい。

 

余談

実を言うとこの構築は初めからカミツルギ軸サザンガルドを組むという前提で組まれたものではなく、S2の序盤に企画したアクジキングサザンドラを両立したパーティで1800を超えようという当時も最高レート1800代の僕からすれば無茶な企画から生まれた構築である(強いプレイヤーであれば可能でしょうが)

なおこの時点ですでにギガインパクト搭載カミツルギは入っており、本構築における基本的なカミツルギカミツルギが苦手なポケモンに後出しできるポケモンでサイクルを回すという戦い方は出来上がっていた。

しばらく構築を回し、1700後半にまでは行ったもののアクジキングの選出率のみが極端に低く断念、その際にアクジキング以外はいい感じに戦えるのでは?という予想の上で構築の改造を進め最終的に現在の形となった。

 

サザンドラ相棒のトレーナーの最初の構築記事がカミツルギ主役ということもありサザンドラ使い()と思われるかもしれないがそこはご了承いただきたい