3のニ乗は600族

サザンドラと色々やってる人の日記みたいな何か

【雑記】個人的お勧め作品まとめ2


サムネ用画像
伏線とかそういうものではない

はじめに

【雑記】個人的お勧め作品まとめ - 3のニ乗は600族

 2年位前に書いたこれの続編です。紹介する作品は5つとまぁ前回に比べると少ないですが、なんかオタク・文章書きたいな~って思ったので書きました。つたない文章ではありますが見て行ってもらえると嬉しいです。
 実をいうと、本来は昨年末に一年のまとめとして書くつもりが没になってしまった記事なので、4/5は昨年に履修した作品だったりします。

作品紹介

大逆転裁判


大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟- | CAPCOM

 キャラよし、BGMよし、シナリオよしの三拍子揃った作品で、スチームパンク大正ロマン的な雰囲気が好きな方には本当にブッ刺さると思います。特にBGMに関しては一曲一曲の”それっぽさ”や盛り上がる場面の曲もさることながら、ふとサウンドトラックを聴いてて適当に曲を選ぶと、「いつも聴いてる曲もいいけどこの曲も意外と良いな…」ってなりがち。それくらい曲の平均レベルが高いです。個人的なお気に入りは「大いなる帰還」と「復活の検事」(曲名は反転)ですかね。勿論逆転裁判シリーズお馴染みの「追及」も2では前奏曲とセットになって登場。敵を徐々に追い詰め”逆転”に近付いていく臨場感がたまりません。
 シナリオやキャラに関しては下手なこと言うとネタバレになってしまいますが、1話からずっと溜めて溜めて溜めてきた謎が終盤にどんどん紐解かれていく感覚は本当に気持ちいいですし、全部知ったうえで見返して観ると恐ろしい程「そういうことだったのか」と思える部分が多いです。色々言いたいことはありますが、とりあえず「この作品のシャーロック・ホームズはただのトンチキ探偵ではない」とだけ。

東方虹龍洞


東方虹龍洞 〜 Unconnected Marketeers. [上海アリス幻樂団] | DLsite 同人

 有名同人STGですね。ただ本作はSTGでありながらも、アビリティカードの存在により自機の性能が大きく変わってくること、そしてトライ&エラーによって自分にあった自機とカードの組み合わせを見つけていくという面白い特徴を持っています。自分だけの組み合わせを見つけることの面白さはあのポケットモンスターが証明している通りです。
 弾幕STGというとどうしてもハードルが高いイメージがありますが、この虹龍洞に関しては単にノーマルノーコン、及びエクストラをクリアしたいのであれば非常に簡単な部類に入るかと思います。というのもこのゲーム、弾幕を避けるのではなく如何にして弾幕を避けないかという考え方が非常に重要になってくる作品で、ハードやルナティックに手を出さない限りSTGのスキルはあまり重要ではないかと思います。アビリティカードの組み合わせ次第ではほぼ避けずにクリアできてしまいますし、クリア重視の組み合わせもあれば火力全振りでやられる前にやる、耐久全振りでとにかくミスしようが大丈夫…という風に遊びの幅自体も大きく広がっています。
 もちろん太田順也ゲーなだけあってBGMも良曲揃い(ただしここを重視するなら紺珠伝や鬼形獣の方が個人的にはお勧め)ですし、DLsiteでも買えるので購入のハードルも低め。東方は昔二次創作見てたけど原作はやったことないな~って方にお勧めしたい一本です。まぁ僕も東方に関してはにわかですが。

ウマ娘 プリティーダービー(アニメ一期)


TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー』公式サイト

 ぱっと見よくあるソシャゲ萌えアニメですが、設定とトレーナーさんの悪癖にさえ目を瞑れば万人受けしそうな程堅実な作りをした王道スポーツアニメです。まだソシャゲへの抵抗が強めだった時の僕が、見終わった頃にはアプリに手を出してしまう程…って言っても流石にわからないか。
 田舎からやってきたスペシャルウィークがチームスピカに入り、肉体的には勿論、己の弱さや甘さを知り精神的にも成長していく…見ていて辛い程の大きな挫折こそないですが、友情・努力・勝利といった王道少年漫画の基本を完璧に抑えており、なおかつ単純にチームスピカの7人+トレーナーさん達の絡みが見ていて非常に楽しい作品になっています。先ほど万人受けしそうと書きましたが、露骨な百合やお色気等人を選ぶシーンはほぼ無いですし、美少女アニメでありながらも本当に良い意味で”深夜アニメらしくないアニメ”なので、萌えアニメはちょっと…って思う人も是非見てもらいたいです。
 ちなみにこれは悪いオタク的な視点なのですが、放送されたのがアプリリリースよりかなり前なこともあって、現在とは性格や口調の違うキャラが結構見られます。特に顕著なのが「だぜ」口調のナイスネイチャでしょうか。あとは一見アプリ版と変わらないように見えるタマモクロスも、大食い大会に参加して大盛ドーナッツを完食、別の場面では大盛の焼きそばを食べながらレースを観戦していたりと、アプリ版のタマモクロス育成シナリオを見た後だと信じられないような食欲を見せています。勿論普通に観ても楽しいアニメですが、もう既に観た、そしてアニメ経由でウマ娘を始めたという人も、こういった違いを見つける楽しみ方ができるので改めて観てみてはいかがでしょうか。


じわじわくる

幻想人形演舞


幻想人形演舞 [FocasLens] | DLsite 同人

 某世界的有名RPG(すっとぼけ)風の東方二次創作ゲームです。予め書いておくとタイプ相性周りでかなり致命的な欠陥を抱えています。具体的には

・本家同様18×18かつほぼオリジナルのタイプ相性
・人形のタイプ設定がこじつけ気味で見た目や設定での判断が難しく、覚えにくい
・同じ見た目の人形に三種類のタイプと種族値が存在する

などなど。実際僕はこのゲームを三周しましたが未だにタイプ相性は殆ど覚えきれていませんし、そもそも攻略の時点で覚えることを放棄していました。ただ、それを除けば十分なボリュームに程ほどの難易度、本家同様の自由度と、高水準に纏まった某世界的有名RPGパロディゲームになっています。何より個性豊かな人形を集めて育てつつ(二次創作とはいえ)自分の足で歩いて幻想郷を旅できるのはこのゲームにしかない魅力です。勿論BGMも”東方のアレンジだけど何となく某世界的RPGっぽい”をコンセプトに作られており、東方なんだけど某世界的RPGをやっているかのような不思議な感覚を味わうことができます。ぶっちゃけ東方知らなくても極一部の謎解きを除きプレイにあまり支障はないと思うので、東方への理解度の有無に関わらず気になった方は是非プレイしてみてはいかがでしょうか。なお、アニメウマ娘の欄でも似たようなこと書きましたが、このゲームも露骨な百合や二次創作ネタ等の人を選ぶ描写が皆無に等しく、そういうのが苦手な人も安心してプレイできるかと思います。
 そうそう、アペンド版のユメノカケラでは深秘録までのキャラしか実装されていませんが、有志の方がそれ以降のキャラを追加できるパッチを公開しているらしいです。僕はまだ手を付けてませんが…

ポケットモンスターブラック・ホワイト/ブラック2・ホワイト2



『ポケットモンスターブラック・ホワイト』公式サイト
『ポケットモンスターブラック2・ホワイト2』公式サイト

 前回の記事でも紹介しましたしこの記事を見ている人であれば既にプレイしてそうですが、僕が一番好きなゲームなので何度でも紹介します。
 ポケモンBWといえばポケモンがストーリーを重視するようになった最初の作品で、挑戦的な内容であったが故に粗削りな部分も多かった作品でもありますが、その挑戦を活かしつつも粗削りだった部分を舗装して丸く収めたのがポケモンBW2だと僕は思っています。
 半年前にちょっとした資料を作る為に改めて通しでやり直したのですが、BWとBW2で対比になっている部分、そして一貫している部分のメリハリが非常にはっきりとしていて、ちょっとしたNPCのテキストにも考えさせられるような台詞もそこそこあったりと「こんなにもはっきりとしたコンセプトを持って作られた作品だったのか」と驚いた程です。勿論そこまで考えずとも、BW→BW2での様々な変化を見ていくだけでも楽しいですし、ポケットモンスターなので当たり前ですが単純にゲームとしても面白いです。BW2であればポケウッドやPWT、イッシュの難関のようなやり込み要素も豊富、BGMも超が付くほどの名曲ぞろいで、BWで敵の本拠地に乗り込んでからの一連のBGMや、BW2で二年の物語の最後を締めくくるラスボス戦(そして初手に出てくる”あのポケモン”)など、既プレイの方々も印象に残っている曲が多いのではないでしょうか。
 第四世代がリメイクされたこともあり早くもBWのリメイクやレジェンズを期待する声も上がっていますが、本当に面白い作品なのでまだやったこと無い方は是非プレイしてみてはいかがでしょうか。やれ(豹変)

 …BWで最終的に辿り着いた結論を加味すると続編で白黒はっきりした存在とは言えないキュレムがパッケージを飾ってるの、あまりにも美しいな…。

おわりに

 本当は8つくらい書きたかったんですが、ただでさえ文章力貧弱なのに加えて滅茶苦茶面白かったけど一度しか見ていないが故に理解度が低い作品(映画大好きポンポさん、映画クレしん天カス学園、アイの歌声を聴かせて、惑星のさみだれ等)を書くわけにもいかなかったのでこうなりました。映画って体験としてはこれ以上ない程のものが得られますが、配信等されるまで気軽に見返せないのが難点だな~と思います。
 そうそう、これ前回の記事にも書きましたが、こういう感じのオタク・プレゼンがもっと増えてくれれば皆がもっといい作品に出合えますし、書いた人は承認欲求満たせるしでwinwinだと思うので、これを見た人でこれ紹介したい!!!!って人は是非書いてもらえると嬉しいです。
 記事は以上となります。ここまで読んで下さりありがとうございました!